みなさま、こんにちは。
今日は、卵巣がんステージⅣBと診断された私から、過去の自分へ語りかけるつもりで、がんと診断されたばかりのあなたに大切なお願いを3つお伝えします。
3つのお願い
- ビックリ退職をしないでほしい
- 体験者の声や生存率に振り回されないでほしい
- 主治医に何でも相談してほしい
1. ビックリ退職をしないでほしい
私は自営業なので「ビックリ休職」だったのですが、副作用が少なくて驚きました。また、がん仲間からは「すぐに休職しなければよかった」との声もありました。治療を始めてすぐは元気でも、1年後に辛くなるケースもあります。焦って退職を決断せず、休職や有給を使うなど、治療方針とともに主治医や看護師、がん相談支援センター、体験者の話を参考にして、一歩ずつ決めていきましょう。
2. 体験者の声や生存率に振り回されないでほしい
私自身も治療中に愚痴をブログにこぼしていましたが、元気になるとブログの存在さえ忘れていました。生存率はあくまでデータであり、あなた自身がそのどこに当てはまるかはわかりません。気にしすぎる時間がもったいないです。今の自分にできることを大切にし、前向きに取り組んでいきましょう。
3. 主治医に何でも相談してほしい
私は元気に振る舞いすぎて、痛みが悪化してから休薬することになりました。「こんなことを相談していいのか」と迷わず、どんどん相談してください。主治医に話しにくければ、看護師や支援センター、がん体験者を頼りましょう。
安心安全な相談サイト
◎がん相談支援センター:全国にありどなたでも匿名で利用が可能
◎がん防災チャンネル・現役がん治療医・押川勝太郎チャンネル:毎週日曜日19時~生配信。チャット欄から相談できます!
◎Tomopiia:研修を受けた看護師にアプリで相談(10日間無料)
私も月に一度、患者会を開催しています。いろいろな条件が合いましたら、ぜひお気軽にご参加ください♪
「女性がん患者のためのゆるゆる雑談会 エスペランサミーティング@横浜市青葉区」(毎月第一水曜日)
がんの情報を調べるには
◎文字で知る:がん情報サービス(国立がん研究センター)
◎動画で知る:オンコロチャンネル
がんと向き合う中で、焦らず自分のペースで歩んでいきましょう。どんな時も一人じゃないことを忘れないでくださいね~! 大丈夫大丈夫!!