今回は、卵巣がんと診断されて失敗したことをお話しします。あの時、こうしておけばよかったという今だからこそ見えた解決策も一緒に、共有します。

何か一つでも、参考になりましたら幸いです。

仕事をやめてしまった

これ、大失敗でした! 

2人に1人はがんになる時代と言われる今は、「仕事と両立して治療をする時代」だそうです。

しかし、そんなことを知らない私は、「しばらくお休みします」とすぐにお客様へ連絡してしまいました。(ささやかながら、自営業を営んでおります)

しかし実際には、手術までに1カ月以上ありましたし、手術のための入院と、念のための休養ということでお休みしたのは20日間で、そのあとは、予想以上に動くことができました。

なので、「休むと言いましたが大丈夫そうなので、お仕事を継続させていただけませんか?」と再度連絡させていただいたお客さまもいます。

他のがんサバイバーさんも、同じような体験をされている方がいました。

「がんとわかってすぐに休み申請をしたけど、身体は元気。反対に、数か月たって、そろそろ出勤しなければまずそうな雰囲気になってからが、身体がしんどくなってきている。もっと、治療がすすんでから休めば良かった」と。

失敗例①仕事をやめる

◇解決策

①上司や同僚など、病気に知識があって共感してくれそうな方へ軽く話しておく(がんと診断された、治療するなど)
②途中進捗状況をこまめに報告する
③実際にしんどくなってきたら、副作用の強い日だけとか、休職届けを状況に合わせて出す

ネットの情報で不安になった

「生存率」「余命」「末期がん」

はい、これ、もちろんみなさま検索されましたよね(笑) いいんです。仕方ないです。私も調べました。

だからと言って、モヤモヤが消えた方はどれくらいいらっしゃるでしょう。私は結局モヤモヤしたまま、治療を始めることになりました。

ということで、二つ目の失敗は、ネットの情報に不安になったことです。

ネットは、ネガティブな情報であふれています。なぜなら、「人は、悲しみや弱いことに対して興味がある」ということを聞いたことがあります。

また、私が実際にブログを書き続けてそうだったのですが、つらい時は、自分が悲劇のヒロインのごとく、筆がスラスラとすすみます。一方、元気になってくると、仕事などで忙しくなり、ブログを書かなくなりました

元気な時は、「元気です」というくらいしか書くことがなくなる、そう、ネタがなくなるので、ブログがすすまないのです。

大腸がんサバイバーのカロリーナさんも話されていましたが、「元気になるとみんなYouTubeをやめてしまうので、しんどそうな動画がたくさんある。でも、元気なサバイバーもたくさんいるよーと知ってほしくてYouTubeをはじめました

失敗例②ネットの情報で不安になる

◇解決策

①ネットはネガティブな情報が落ちていると知る
②がんは、100人いれば100通りのがんと治療法があるので、自分と重ねない
③1次情報を取り、主治医とよく相談する。時に、ネットを見ないようにする

病気について本当のことを話してしまった

私は、一番早い方では病院から、「今、がんと言われました」とメッセージを送ってしまいました。がんと診断されて、動揺したのでしょう。

これも大失敗でしたね。まずは、前出の通り仕事をやめなくても続けられる可能性が高いので治療方針がわからない間は何も言わない方が正解かなと思います。

そして、検査などを終えて治療方針も決まって、どのくらいの休養が必要かがわかってから、必要最低限の方へ、必要最低の情報を、状況によって臨機応変に伝えるのがいいかなと思います。

たとえば、ステージ1で腹腔鏡手術で終わるようなら、会社によっては、報告すらしなくていいかもしれません。「がん」というワードは、まだまだネガティブなイメージが強いようですので、その先のキャリアに支障がでるかもしれないからと、内緒にして治療されている方も少なくないようです。

反対に、今すぐ入院、そのまま抗がん剤治療など、長期休暇がすぐに必要な場合は、歩い程度の情報を共有して、協力をお願いした方がお互い楽になるでしょう。

友人に対してもです。センシティブな話ですので、相手次第では、負担をかけることになってしまいます。どうしても伝えなければならない方には、「検査入院」など、本当のことを話さないことがやさしさになる場合もあるんじゃないかと思います。そして、元気になってから「実はね、」と話せばお互いハッピーだなと感じます。

それは、私が手術と抗がん剤治療を行い、治療のめどが立ったときにはじめて、Facebookで公開しました。その時の反響が大きくて450件以上の「いいね」と100件以上コメントをいただきました。話して良かったと思ったのと同時に、渦中にいたらしんどかったと思うので、元気になってから公開してよかったなあと感じました。

さらに、親しい友人へはすでに伝えていたので、その方々との関係性もいいままでいられているかなと思っています。

(一部の方には、ご負担になってしまっていたかもしれませので、その方々には、心からごめんなさいです、、、。)

失敗例③がんの話をいろいろな人へ話してしまった

◇解決策

①がんとわかっても、むやみやたらに話さない
②誰に、どこまで話すか決める
③SNSを上手に利用する

以上今回は、卵巣がんと宣告されて最初にやらかした失敗例を3つ紹介しました。

この失敗がどなたかのお役に立ちますように、、、。