みなさま、こんにちは。卵巣がんサバイバーのマーシャです。
さて、今回は、子宮体がんⅡ期+卵巣がんⅣB期のダブルキャンサーの私の初期症状についてお話します。(あくまで個人的な感想です)
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おなかの張り、体重増加、頻尿、不正出血
私の初期症状には、いくつかの時期にそれぞれありました。当時は気がついていませんでしが、今思えばこれだったのかも、という症状を紹介します。
【初期症状】
・おなかの張り
・体重増加
・頻尿
・不正出血
おなかの張りと体重増加
2020年頃から体がおばちゃん体形に変わりました。体重は、5年で約15キロ増えていました。
この頃、おなかも張ってポッコリおなかになっていました。卵巣がんの症状に「服のウエストがきつくなる」とあるので(※参考)、載せておきますが、体重減少はあっても、体重増加は症状にないので、単に太っておなかが張っていただけかもしれません~(笑)
頻尿が気になり内科を受診
お仕事の一つに外回りのおそうじがあるのですが、現場から現場へ移動のたびにトイレへ行っていました。このあたりから、トイレへ行く回数が増えたことに気が付きました。介護の仕事では、トイレへ行きそびれることも多く、午前中一度も行かないなど遠い方だったので、自分比ではかなり増えています。
恥ずかしながら、尿漏れが始まったのもこの頃です。当時は、更年期障害かな~とか、太ったからかな~とさすがに不安に思って内科を受診したのですが、更年期障害も含めて(閉経はまだまだしないよ)問題ないと言われました。(この時、産婦人科を受診していれば、、、)
介護用パッドでキャッチした大量の不正出血
(一番右が尿漏れ用ナプキン。他3つは介護用パッド。最後は一番大きい一番左のパッドを利用していた)
2022年頃から? あまり詳しくは覚えていませんが、いよいよ不正出血がはじまります。
はじめは、生理不順だと軽く思っていたのですが、出血の量が増えて、生理の期間が5日で終わらず2週間続き、最終的には、介護用パッド(仕事柄家にある)を使っていました。
あきらかに量がおかしいほど、血が出ていました。(写真に残していますが、さすがに公開は遠慮しておきます) しかし、おなかは、全く痛くないんです。おなかは、ポッコリしていましたが、痛くはありませんでした。
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ご近所産婦人科から大学病院へ
2022年9月20日、ようやく、ご近所産婦人科を受診しました。そこで医師より「子宮頸がんが疑われます。すぐに大学病院を受診してください」と言われました。その場で大学病院と私の日程調整をしてくださり、紹介状を受け取り大学病院を予約しました。
ここで「がん」というワードがでました。「やらかした~」と、タダごとではないと思いながらも、不安に思っても仕方がないので、2日後の検査まではあまり考えずに仕事をしていました。今考えれば、「自分ががんに罹患した」という状況が呑み込めずに思考停止していたように振り返ります。
卵巣がんサバイバーが子宮がん検診を受けたらまさかの「陰性」だった
実は、ご近所産婦人科を受診した時、医師が「子宮頸がん疑い」と言いながらも、組織を婦人科がん検診に提出してくれていました。そして、後日わかったことなのですが、まさかの「陰性」でした。
子宮体がんⅡ期+卵巣がんⅣB期のダブルキャンサーががん検診を受けたら、まさかの「陰性」だった。
「がんは、がん検診でも見つからないことがある」を体験してしまいました。熟練の先生が「僕の細胞の取り方が悪かったのかな~」とボソッとつぶやかれたので思わずクスっと笑い合ってしまいまいした。お父様の代から2代目の先生で、私はこのお父様先生に取り上げていただきました。ご近所産婦人科さんで、命の誕生と命を救ってもらうという奇跡。大感謝です。
ただ、この内容を読んで「検診の意味がないじゃないか?」と思われる方がいるかもしれませんが、結果的には、病院へ足を運んだことで「がん」を見つけてもらえたので、定期的な検診は、重要だと思っています。
逆に言えば、検診で大丈夫だからと信じきらずに、おかしいと思ったら受診することが大切なのかなあと自分の経験と重ねました。先延ばしはダメですね~(笑)
症状はみんなバラバラ
以上今回は、子宮体がんⅡ期+卵巣がんⅣB期のダブルキャンサーの私の初期症状を紹介しました。
【初期症状】
・おなかの張り
・体重増加
・頻尿
・不正出血
ほかの卵巣がんサバイバーさんの話を聞くと、逆に痩せてしまった方や、疲れやすくなったなど、症状はバラバラでした。
このお話しも、あくまで個人の体験談ですのであなたに当てはまるものではない、ということをご理解いただければと思います。
もし今、何か不安なことがあるようでしたら、病院の受診をおススメします。何もなければ安心ですし、何か見つかればラッキーですしね。あなたの一歩を、応援しています!
【※参考】