みなさま、こんにちは。「子宮体がんⅡ期+卵巣がんⅣB期」ダブルキャンサー(重複がん)サバイバーのマーシャです。

さて、今回は、子宮頸がん疑いから重複がんと診断されるまでに、いろいろ変わってきていますのでその経緯と治療についてまとめます。

子宮頸がん疑いから卵巣がんステージ4へ

卵巣がんは、子宮や卵管などと密接していることで診断が難しいそうです。開腹してみないとわからない、開腹してみても抗がん剤をしてみないとわからないということで、診断名が変わっていきました

年月日診断名治療
2022.9.22子宮頸がん』だろう
2022.10.17術前診断。子宮体がんⅣ期、卵巣転移、横隔膜リンパ節転移、腹膜播種疑い
2022.11.10開腹手術(入院11日間)。術名『準広汎子宮全摘手術、両側付属器切除、大網切除、骨盤内傍大動脈リンパ節郭清(腹膜播種なし)』
2022.11.21術後診断。以下のいずれか
①子宮体がんⅢA期 
②子宮体がんⅡおよび卵巣がんIC2期、類内膜がんグレード1
③子宮体がんⅣ期 
2022.12.20抗がん剤TC療法①(入院3日間)
2023.1.11TC療法②(入院3日間)
2023.2.6TC療法③(外来)
2023.2.27子宮体がんⅡ期+卵巣がんⅣB期TC療法④(外来)
2023.3.20TC療法⑤(外来)
2023.4.17TC療法⑥(外来)
2023.5.15TC療法⑦(減薬)(外来)
2023.6.20TC療法⑧(減薬)(外来)
2023.7.24空振り
2023.8.4TC療法⑨(減薬)(外来)
2023.9.4TC療法⑩(減薬)+分子標的薬ベバシズマブ①(外来)
2023.10.2TC療法⑪(減薬)+ベバシズマブ②(外来)
2023.10.30TC療法⑫(減薬)+ベバシズマブ③(外来)

現段階の診断名は、「子宮体がんⅡ期+卵巣がんⅣB期」です。主治医は、「使える抗がん剤をなるべく多く残しておきたいので、診断名に慎重になっている」と説明してくださいました。

卵巣がんステージⅣは末期がんなのか

造影剤を用いたCT画像です。左2022.10.3→右2023.8.18。がんが薄く小さくなりました。主治医からは、新横隔膜リンパ節と心外脂肪層内のリンパ節への転移は、ともに縮小傾向と診断されました。

今、検査待ちをされている方やこれから治療が始まる方は、不安な時間を過ごされていることと思います。でも、大丈夫です。焦らずに一つ一つ乗り越えて行きましょう。私は、卵巣がんステージⅣですが、末期がんではありません。もし、あなたがステージⅣと診断されたとしても、まずは落ち着いて主治医の説明を受けてくださいね。

そして、一人で悩まないで欲しいのです。がんと診断された方やそのサポートをされる方が利用できる相談窓口があります。ネットの誤った情報に振り回せることなく、正しい情報を取って、最短で最適な治療をはじめてください

がんについて不安に過ごされている方へ

以上今回は、子宮頸がん疑いから卵巣がんステージ4へ診断が変わったタイミングについて治療内容と合わせてまとめました。