2022年9月29日 、人生で初めてのMRI検査を受けました。
これから造影剤MRI検査をされる方へ、怖がらなくて大丈夫です。動かなければ30分で終わるという検査でした。
動画はこちら↓↓
MRI検査流れ
①受付(同意書確認)
②着替え
③準備(筋肉注射ほか)
④金属探知機で全身確認
①受付(同意書確認)
午前中に仕事を終わらせ、バイクで病院へ。こんなちょっとの移動でも、バイクに乗れる気持ち良さよ。事前に受け取っていた同意書を提出する。確認して着替えを受け取る。
②着替え
下着はショーツのみ。上下セパレートの検査着に着替える。コインロッカーへ100円を入れてカギをかける。使用後、返却される。
③準備(筋肉注射ほか)
受付横にある小さなドアを入る。パソコンに向かっている若い男女が1名ずつ。詰所のようになっている。
看護師さんより。
・左手甲、造影剤用の針を入れる
・左肩、筋肉注射を打つ
※のちに、CTの造影剤でアレルギー反応を起こしたとき、研修医がすぐに来たことがある。詰所のようなところでパソコンに向かっていた男女は、研修医だったとその時分かった。
④金属探知機で全身確認
先ほどの詰所へ。口頭で質問がある。チェック項目に従って、体に金属が入っていないかと聞かれて一つ一つ答える。すべての質問が終わると、金属探知機を使って全身にかざす。空港の保安検査でゲート型金属探知機を通過してブザーが鳴ってしまった時、警備の人が再チェックする時に使う、あれです。
何もないのでクリアなはずなのに、なぜかちょっと緊張する、ノミの心臓。
MRI室で検査
事前準備が終わったようで、MRI室へ呼ばれる。これまでに、スマホをいじる時間もないくらいスムーズ。
【事前説明】
・ヘッドフォンから、大きな音が出る
・動くとやり直しで、どんどん時間が押す
・問題なければ、約30分で終わる
【検査室内での流れ】
①靴をはいたまま仰向けに寝る
②敷いてあったコルセットを腰の位置で装着される
③ヘッドフォンをかけられる
④日焼けサロンのようなドーム型の狭い空間に体が入る
⑤ヘッドフォンから指示と音が出る
⑥約15分後、造影剤が入る
⑦終了
ドーム型の空間内では光が出ているが、日焼けサロンのようなまぶしさは、なし。息苦しさも圧迫感も感じない。
ヘッドフォンからは、大きな音の前に男性の声で指示が出て驚く。肝心の「大きな音」は、小さく感じた。ライブハウスみたいに音が体に響くこともなく、「遠くの方で、奇妙な音階の音が流れている」という感じ。不快ではなく、むしろ快適だった。
15分後くらいに、「造影剤を流します」と言われ、冷たいものが血管を通して体を駆け抜ける。痛みなし。
気が付くと寝ていて、「終わりました」の声で起きる。動かずに問題なかったよう。
まとめ
この日は、がんと診断されてから1週間がたっていました。
「時間が猛スピードで流れて、恐ろしい」「悩んでいる暇はない。決めて行動あるのみだ」と手帳に残っていました。
がんと診断されて治療がはじまるまで、怒涛の検査ラッシュを迎えます。今、まさに渦中で、不安に過ごしている方もいらっしゃるでしょう。しかし、検査の結果やこの先のことを心配したところで、検査の結果は変わりません。なので、ネット検索もほどほどにして、今動けるうちに「できること、やりたいこと、やらなければならないこと」を紙に書き出し、片っ端から済ませましょう。
不安な時間や人生の後悔が、少しでも減りますように。
※2022年9月から2024年5月の間、MRI検査はこの1度限りです。