今回も手術入院の様子です。

そろそろ飽きてきていませんか? 今日は、一気にご紹介しますね。

4日目の便失禁

そうそう、昨日の4日目に書き忘れていましたが、朝一番でトイレが間に合わず、パッドへ便失禁をしていました。便失禁がショックかといいますとそうでもなくて、「パッドしておいてよかった~」くらいです。頻尿の時に尿漏れを経験していましたし、ヘルパーという仕事柄、排せつ介助に慣れていたからかもしれません。

でも、はじめての方は、ショックかと思います。でも恥ずかしいことではないので自分を責めないでくださいね。看護師さんに言えばキレイにしてくださいますし、自分でトイレへ行ける方は、ウォシュレットして、新しい下着に(私はリハパンというリハビリパンツをはいていましたが)パッドという生理用ナプキンの大きいバージョンがあるので、つけてみてください。何でも来い、てな具合に心配がなくなると思います。

そして、「ささいなこと」としまい込まずに、何でも主治医や看護師さんに相談されると安心かと思います。

5日目の記録

血栓予防「アリクストラ注射」接種。

※2022年11月15日

元気になったね~

毎朝、部屋に来てくださる医師に言われる。確かに、自覚あり。

お風呂

術後初入浴。サッパリ。術後の傷が生々しい、と思いきや、キレイで驚く。腹帯の安心感よが半端ない。

尿測のタイミングが難しい

これが嫌いだった。膀胱にある尿量を測ってもらうのですが、看護師さんに頼むタイミングが難しくて、、、。しかも、ちょっと痛いし。でも、なんとか無事にクリアして、尿バルーンが外れることになりました。

尿バルーンはずれる

さらば、相方。術後ずっと一緒だったスタンドさん、ありがとう。

術後体につながっていたものが、すべてが外れました。ただし、ちょっと問題あり。尿バルーンを抜くのを研修医が担当しました。主治医の指示ではありませんでした。チーム内の医師でその医師も横にいましたが、特に注意を払っておらず、研修医が一人で実施した形です。しかし、流血。医師がすぐにきて処置しましたが、その後、蜂窩織炎になりました。私はこれが原因だと思っています(笑)

しかし、こうした失敗が、未来の医師としての経験を積むことにつながりますので、大事には至らなかったことを良しとします。研修医さん、未来を頼んだよ!

発熱

バルーンをはずして2時間後のお昼過ぎ。38.2度の熱が出ました。抗生剤を使用。

昼間まで調子よかったのに。2205歩で終了。

6日目の記録

※2022年11月16日

シーツ交換は週に1度。入院中はこの一回でした。気持ちいい!

下痢からスタート。1日動けず。熱が高いとフラフラするね。呼吸は楽になった。「もう、ダメだ」と、落ちる。

7日目の記録

※2022年11月17日

蜂窩織炎

右のモモがブツブツ。赤くなって腫れている。蜂窩織炎と診断される。熱は下がる。

蜂窩織炎について詳しくは、YouTubeでどうぞ↓↓

リンパ浮腫のDVDを視聴

リンパ節郭清を行っているので、リンパ浮腫になる可能性があるとのこと。その時のために、自分でできる「リンパドレナージ」のDVDを観ました。この動画は、イメージ用に貼りました。「リンパドレナージュ」は、必要がある人のための施術なので、リンパ浮腫でない人は、やらない方がいいとのことでした。

この記事を書いている2024年ですが、1月にリンパ浮腫と診断を受けて、7月に手術をすることになりました。リンパ浮腫は、私のようになる人もいれば、ならない人もいるようですので、怖がらずに。いつもと違うと思ったら、主治医へ相談しましょう。

主治医より

主治医は、朝か夜、概ね毎日寄ってくれていました。この日は21時前。先生が倒れないか心配になりました。主治医は、「抗生剤を使っているので、赤く熱を持っている。落ち着くまでは帰れない。焦らずに行きたい」との話でした。主治医と話すと、とても安心しました。

まとめ

5日目の高熱から、血栓予防の「アリクストラ注射」はなくなりました。順調かと思えばトラブルあり。気持ちの浮き沈みがノートに記録されていました。手術の不安より、退院後にどれくらいで仕事に復帰できるのか。抗がん剤治療と並行して仕事はできるのか。体力と仕事とお金の心配がありました。

考えても不安が消えるわけではないので、気持ちをノートに吐き出して、退院後のやることリストをまとめていました。おひとりさまのみなさま、大変かと思いますが、がんばっていると助けてくれる人が現れます。自分でできることは、なるべく自分でがんばりましょう。それがわたしたちの決めた道なのですから。

逆に、誰かが助けてくれる人が現れた時は、甘えましょう。私も、人になかなか頼れない性格でしたが、「お願い!」と少しは頼れるようになりました。といいながら、実は、ご厚意を辞退するようなことを一度してしまい、超絶後悔しています。一緒に、甘え上手になりましょうね。

さて、退院まであと少しですー!