こんにちは、皆さん。今日は「痛み」と「倦怠感(けんたいかん)=だるさ」、どっちがしんどいのかについてお話ししようと思います。結論を先に言ってしまうと、これは完全にケースバイケースです。期待外れの回答でしたらごめんなさい。
痛みの方がつらいと思っていたのですが、倦怠感もひどくなると、立ち上がれなくなるんですね。なので今回は、「痛み止めをやめる」という行動に出ましたので、そのあたりも含めて紐解いて参ります。
痛みとの戦い
まずは私の「痛み」の話から始めましょう。ある日、関節痛がどんどん広がり、ついには歩くことが難しくなり、車椅子が必要になるんじゃないかと本気で心配しました。主治医へ相談したところ、リンパ浮腫外来とリウマチ科を受診。リンパ浮腫外来ではリンパ浮腫と診断され、2024年7月に手術が決まりました。リウマチ科では、問題なしと安心の結果を得られました。
痛みに対しては、トラムセットが処方され、朝昼晩の3回、さらには、その合間にロキソニンの併用を教わり、痛みを調整しました。この効果はバッチリで、痛みは大幅に軽減しました。
でも、その副作用のせいか、体がとにかくだるい。
倦怠感とやる気
倦怠感というだるさは、本当に全てのやる気を削いでしまいます。それでもなんとか仕事には行けていましたが、最近は特に朝がきつくて、起き上がれない日が増えました。遅刻もひどくなり、これをどうにか改善したいと考えていたところです。動き始めると、動けちゃうのですが、、、。
痛みに気が付かない恐怖
そんなある日、ふと腰のささやかな違和感に気がつきました。「あれ、最近腰痛ベルトしてないな…?」と。そういえば、腰痛があったのに痛み止めのおかげで感じなくなっていたみたいです。これには少し恐怖を感じました。痛みを感じなくなるのも、問題ですよね。
痛み止めを減らしてみる
リンパ浮腫の手術が控えているため、3週間ごとに点滴で治療している維持治療薬「アバスチン」を中止しています。ということは、アバスチンによる関節痛の副作用も減るかもしれないと考えて、痛み止めも減らしてみようと思いつきました。初めは夜の2錠をやめ、次の日には1錠、そして、ついに痛み止めをやめました(患者で調整可能な痛み止めだったため)。すると驚いたことに、体が軽い!
倦怠感は、痛みと比較できないほどしんどかったのだと気が付きました。
新しいアプローチ
「また、歩けなくなる?」と少し心配にもなりますが、以前と違うのは、足の痛みに対するアプローチを始めていることです。靴を替えたり、理学療法士さんのいるリハビリに通ったり、整形外科を受診する予定です。痛み止めに頼るのではなく、痛みそのものを改善しようしています。
アバスチンが再開したら、関節痛はまた厳しくなるかもしれませんが、その時はまた考えたいと思います。
ちょっとした恐怖と希望
実は、足の痛みをかばって歩いていたために、右足の裏にタコができてしまいました。皮膚科でタコを取ってもらうと、その帰り道から痛みがなくなりました。今は歩き方を改善しようと努力しています。できることとできないことを見極めながら、痛みや倦怠感と折り合いをつけていくことが大切だと学びました。
「戦う」という言葉は好きではないので、うまく付き合っていく方法を見つけていきたいと思います。
不眠が続く
薬をやめた副作用なのか、心の負担が限界を超えていたせいか(耐え難い悲しいことが続いた)、眠れない夜が続いています。でも、今は睡眠薬を飲まずに自然に眠れるのを待っています。もし本当に眠れなくなったら、主治医に相談して睡眠薬を処方してもらうつもりです。
最後に
また痛みが戻ってきたら、躊躇せずに痛み止めを飲むでしょう。でも、今は色々とできることを試してみたいと思っています。薬は慣れてしまうので、なるべくなら使いたくない。でも、痛みや倦怠感があると動けなくなるので、無理せず薬に頼ることも大切。このちょうどいいバランスを見つけることができるのは、自分だけだと感じています。
あなたの痛みや倦怠感との折り合いのつけ方、ぜひ教えてくださいね。