明日は、「世界卵巣がんデー」ですね!(←明後日でした、チーン)

前日の今回は、今すぐ使える「卵巣がんの冊子」をご紹介します。

卵巣がんと診断を受けて不安にならない人の方が少ないでしょう。また、緊急な状況にある方々には、心強いサポートが必要ですね。そんな方々のために、役立つ冊子があります。主治医とのコミュニケーション、質問の仕方に戸惑っている方もいらっしゃるのではないでしょうか? 無料で提供されるこの冊子は、そのような疑問や不安を解消するのに役立ちます。ぜひ、積極的にご活用ください!

 国立研究開発法人国立がん研究センターさんの卵巣がん冊子

142「卵巣がん・卵管がん」

卵巣がんと診断されたら、一番初めに読んで欲しいがんの教科書的な本です。

7.がんと療養シリーズ/社会とがんシリーズ/がんを知るシリーズ

合わせて、あなたが今不安に思っていることを解決する糸口がみつかるかもしれない、多くの情報が掲載されています。まだ知らない方は、ぜひ一度お立ち寄りください。

がんを「知る」「学ぶ」「集う」認定NPO法人キャンサーネットジャパンさん

もっと知ってほしい卵巣がんのこと

卵巣がんに関する情報について、治療法や身体の変化、将来の展望などがわかりやすく説明されています。さらに、主治医に尋ねるべき具体的な質問例も掲載されているため、治療方針を理解する際やインフォームドコンセントの際にも役立つでしょう。

卵巣がん体験者の会スマイリーさんと卵巣がんさくらさんの共同制作

卵巣がんかもしれないと言われて不安なあなたへ

医療関係者向けの冊子が多い中、この冊子は貴重な患者向けのものです。製作者は卵巣がんに罹患した経験がありますので、患者側の不安や問題点を理解した上で、それらを解消する内容となっています。

武田薬品工業株式会社の卵巣がん冊子

わたしとはなす-卵巣がんと診断されたときに読む本

卵巣がん患者の経緯を分かりやすくやさしいイラストと共に描いた冊子です。ワークシートも含まれており、自分の病気を客観的に見つめて理解できるようになっています。

公益社団法人日本婦人科腫瘍学会 卵巣がん治療ガイドライン

卵巣がん(2015年版)

治療ガイドライン

卵巣がん・卵管癌・腹膜癌治療ガイドライン2020年版 CQ12・13・25アップデイト

医師が治療の方針を決定する際の指針である治療ガイドラインについても触れておきます。がん治療において、個々の状況に応じて多様なアプローチがあり、そのために治療ガイドラインはあくまで参考となるものであり、個々の患者に合わせて調整されることが一般的のようです。

無料オンラインセミナー「卵巣がんとともに歩む」

【5月21日(火)開催】オンラインセミナー「卵巣がんとともに歩む」

5月21日(火) 18:30~19:50、アストラゼネカ株式会社さんと認定NPO法人キャンサーネットジャパンさんの共催イベントが開催されます。

事前登録をすることで、無料でセミナーに参加できるようですね。私も申し込みを完了しました。

以上今回は、ウェブ上で今すぐ閲覧できて、明日から活用できる卵巣がんに関する無料の冊子を紹介しました。最後には、役立ちそうなオンライン無料セミナーも共有させていただきました。

卵巣がんになった直後、不安を感じる原因は「わからないこと」でした。一緒に学んで、不安を一つ一つ取り除いていきましょう!