こんにちは、子宮体がんⅡ期+卵巣がんⅣB期のマーシャです。いつも私のブログを読んでくださり、ありがとうございます。

今回は、実に13年ぶりとなる「大腸がん検査(大腸カメラ)」のお話です。

本当にこの準備がイヤでイヤで、全然受けていなかったのですが、予想以上にスムーズでした。ポイントは以下の2つです。

  1. 3日前からの食事制限
  2. 当日のための「2つの便利グッズ」

次回の備忘録と、これから検査を控えている方の参考になれば幸いです。

大腸がん検査を受けることになった経緯

2025年11月3日、排泄後にトイレットペーパーに鮮血が付着しているのに気づきました。

最初は近所のクリニックを予約したのですが、「やはり今の私の体を一番知っている主治医のいる病院が良い」と思い直し、11月の婦人科受診時に相談することに。

11月25日の受診時、直前に行った10回目のCT検査結果は「問題なし」とのことで一安心。その場で大腸カメラの予約を入れました。検査日は12月24日。世間はクリスマスイブですが、私にとっては単なる「ド平日」。むしろスッキリして新年を迎えたいという気持ちでした。

関連記事:【子宮体癌Ⅱ期+卵巣がんⅣB期】手術から3年 単純CT検査の結果は、、、

【3日前】早めに「腸の準備」を

病院からの食事指示は「前日から」でしたが、私は自身の経験から3日前から食事を切り替えました。これが当日の楽さに直結します。

  • NG食品: きのこ、海藻、種のある果物(キウイ・トマト)、脂肪分の多い肉
  • OK食品: 白米、うどん、豆腐、白身魚、鶏ささみ

この「事前のひと手間」があるだけで、当日の下剤の効果が全く違ってきます。

【前日】病院指定の食事と下剤

前日はおかゆ、素うどん、ゆで卵、豆腐のみ。20時までに夕食を済ませます。

21時には下剤「ピコスルファート」を1本丸ごと服用。介護職の私には馴染み深い薬ですが、1本飲むのはドキドキ……。でも、味もほとんどなく、お腹も痛くならずに翌朝までぐっすり眠れました。

【当日】やらかしだらけの内服記録

当日は、寝坊や勘違いでスケジュールがズレてしまいました。

  • 07:00 下ガスコン3錠+ドンペリドン1錠服用(予定より30分遅れの寝坊)
  • 09:15 ニフレック(腸管洗浄剤)開始(本来は7時から飲めたのに勘違い!)

ニフレックも、10年以上前の検査と比べれば、とても飲みやすくなっている気がします。些細な「やらかし」もありましたが、3日前からの食事制限のおかげで、便の状態は驚くほどスムーズに透明(レベル⑤)になりました。

参考:どの様な便でしたか?(堀井薬品 患者さんサポート)

最後は便意があるのに水が出るという不思議な感覚でしたが、ここで2つの問題が発生しました。

重要。当日に大切な2つのこと

① お尻のヒリヒリ対策。

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合計17回の排泄があったことで、ヒリヒリ問題が発生。途中からヴァセリンを塗布したのですが、もっと早くから塗っておけばよかったと後悔しました。唇にも赤ちゃんにも塗れる安心な保湿剤。あると安心かと思います。

止まらない水分。

ライフリー パンツ用尿とりパッド ズレずに安心紙パンツ専用 2回吸収 ホワイト 52枚

最後の方はほぼ水なので、自分の意志では止められません。パッドをあてていたおかげで、大惨事は免れました。ちなみにパッドは、こちらを使っています。夜用ナプキンと比較しましたが、尿漏れ(今回は便の水分ではありましたが、、、)。災害時にはトイレの代わりに役立ちますので、私は、リハパンとセットで防災グッズのところへ収納しています。

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2012年の苦い経験を振り返って

実は私、以前に大腸がん(ステージ1)を経験しています。

2012年、初めての検査の時は前日からの準備では全然間に合わず、他の方が検査を終える中、私だけいつまでも便が綺麗にならずポツンと残されるという「悪夢」を味わいました。

その時のポリープが病理検査で「悪性」だったのです。当時は切除のみで治療は終わりましたが、父を大腸がんで亡くしていることもあり、「もっと定期的に検査をしていれば」という後悔もあります。

でも、イヤですよね、検査って。婦人科のあの診察台に上るのも、大腸カメラ検査でこの思いをするのも、、、。でも、安心材料と考えたら費用対効果は高すぎですよね! 今、もし悩んでいる方がいたら、ぜひぜひ、早期に検査を受けてください。

以上、大腸がん検査「準備編」でした。次は、いよいよ病院での「検査編」へ続きます。

関連記事:13年ぶり!卵巣がん患者が大腸がん検査「検査編」