出典:一般社団法人日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構

前回の記事、「卵巣がん手術のための11日間入院セット-便利グッズあり」が好評でした。私は約30cmお腹を開いた(図右のように)ので、ぶかぶかショーツや腹帯などが参考になったということでした。まだお読みでない方は、合わせてご覧くださいませ。

※この記事は、2022年9月9日(水)noteで書いた記事をリライトしています。

朝のルーチン

9時30分に入院の予定があったので、朝6時に起きました。思ったよりも早かったなぁ。昨夜は深夜まで記事を書き上げていたので、2時間しか眠れませんでした。でも、内容には満足しているので大丈夫です。

朝は爽やかでした。富士山は見えませんでしたが、秋の空気が澄んでいて気持ちよかったです。

公園では、いつもの光景がありました。親子がサッカーを楽しんでいたり、女性がマラソンを黙々と走っていたり、男子二人組がバスケットボールの練習をしていました。そんな光景を見て、心が落ち着きました。

毎日同じことをコツコツと続ける人たちには本当に感心します。私も退院したら、そのような習慣を身につけたいと思います。

部屋の掃除をして、気持ちがすっきりしました。私にしては珍しく、支度を時間内に終えることができました。

麻酔科を受診してから入院手続き

病院へ到着。間違えて産婦人科へ行ってしまいました。実際には麻酔科で麻酔の医師から説明を受ける必要がありました。

その後、入院手続きを済ませて入院フロアへ移動しました。

部屋に到着して荷ほどきをしている間に、事務の方、看護師、薬剤師などが次々と説明に来ました。

お昼ごはん

お昼ごはんがおいしかったです。食事量は、こんな少しでいいのですね。なるほど、いつも食べすぎなわけです。

快適な環境

部屋でPCを使えるのは便利です。無料Wi-Fiもありますが、とりあえずテザリングを利用しました。部屋の外では通話もOKです。8人部屋に6人が入っていて、私は入口側でラッキーでした。黄色いカーテンをしめると、まるでテントの中の基地のようで、少しワクワクします。

ベッドも大きく、ベッド横に置かれた約170cmのラックは収納力が抜群です。また、テレビと冷蔵庫は使わないので、冷蔵庫の中に、常温の水や洗面セットなどを入れることができました。

大活躍なのは、カゴです。姉のお友達さんから教わった使い方がとても便利です。

入院当日まとめ

夜ご飯。味もしっかりついていて、おいしかったです。前日まで普通食なのにも驚きです。

病院内でも、電話で話したり、LINEやメッセンジャーで仕事をしたり、いつも通りなので、まだまだ実感がわきません。

今日、「がんと診断されてから」をカウントしてみると、44日目でした。それはそれは、長かった。半年ぐらいに感じるほどでした。でも、家で感じていた不安はなくなっているように感じます。それはこれまでに、がんサバイバーさんとお会いしたり、経験者が相談に乗ってくれたり、家族や友人が応援してくれたおかげだと思います。

私の場合は、手術で終わりではなく、はじまりの合図です。このあと、抗がん剤治療との戦いがはじまるのです。

とにかく、明日木曜日は、手術です。腹膜播種があるのか、それによって、手術の内容が変わると主治医から説明を受けています。どんな手術になるのか。次に目覚めるときには、ひどい痛みがやってくるとのこと。果たして、どうなるのか。

金曜日は集中治療室なので、週末にこの部屋へ戻って更新したいと思います。