今日は、世界卵巣がんデーです!
昨年は、治療と仕事に夢中でしたので、情報発信の元気など残されていませんでした。でも、今年は、イベントに参加したり、情報発信をしたりと、少しずつ元気が出てきたように感じます。自分の使命を感じているのかもしれません。それも、がんとの闘いから学んだ「悩んだら、行動」の精神のおかげです。
ここ数日、世界卵巣がんデーに関する情報発信を自分なりに続けてきましたが、世界卵巣がんデーの今日は、私から大切なお願いがあります。
取り残される女性はいない
2022年、私は卵巣がんが見つかり、ステージ4での遠隔転移が進んでいました。肥大した卵巣は破裂し、子宮や卵巣の完全摘出手術が必要でした。現在の治療は延命を目的とし、再発や転移を遅らせることに焦点を当てています。
「早期発見が完治の鍵」という言葉は耳慣れていますが、重要性は変わりません。
子宮頸がんの検診は普及していますが、卵巣がんの検診は行われていません。将来、女性たちが同じ苦しみを経験しないよう、大切なパートナーやお子さまのリスクが少しでも減るよう、この請願書にご一読いただき、ご賛同いただける方は署名という行動をお願いします。
世界卵巣がん連合から世界保険機関への請願書と署名方法
詳しくは、スマイリーさんのXにわかりやすく記載されています
念のために、署名ページのGoogle翻訳を共有します。
卵巣がんスマイリーさんの活動
卵巣がん体験者の会のスマイリーさんは、長年にわたり卵巣がん患者のために力を注がれています。具体的には、ドラッグラグ解消の署名活動や、日本で唯一の団体である世界卵巣がん連合への参加などがあります。スマイリーさんは、無料相談も提供しており、2006年から2024年1月までの相談件数は11035件だったそうです。
私は一人では力不足ですが、スマイリーさんのご尽力により「署名」という小さな行動が可能になりました。そして、私自身も片木さんをはじめとする患者の先輩や医療従事者のおかげで、延命ができています。私やあなたの行動が、未来の大切な誰かを救うことができると信じています。
世界卵巣がんデーの発信をきっかけに、「子宮頸がんや大腸がんの検診を予約した」という連絡をくれた友人の行動に励まされました。「イイネ」や「ハート」の応援も力になります。これからも、自分なりにできることを続けながら、みなさまと卵巣がんに向き合っていきたいと思います。
がんを恐れ過ぎず、あなどらず。腐らずに人生を楽しみましょうね!