みなさま、こんにちは。卵巣がんサバイバーのマーシャです。

さて、今回は、卵巣がんステージ4の私が体験している「足の付け根の痛み」についてお話しします。

※抗がん剤の副作用の感じ方は、人それぞれです。あくまで個人の体験談としてお読みください。

治療のスケジュールは、こちらをどうぞ。

卵巣がんステージ4 抗がん剤の副作用でモモが痛くなる

抗がん剤の影響で、まずは、足の「モモ」が痛くなりました。

初めて抗がん剤を受けたのが、昨年2022年12月20日で、4日後の12月24日の日記には、こんなことが書いてありました。

「膝カックン。足力入らず。歩行ゆっくり、しんどい」

足に重りを付けたように足を出すのがだるくなりました。足と言っても、特にモモが痛く、重く、足が上がりずらいと感じていました。

主治医に聞くと、抗がん剤「パクリタキセル」と副作用の可能性が高いとのことでした。

卵巣がんステージ4 抗がん剤の副作用で足の付け根が痛くなる

2023年9月4日、今までのTC療法加えてアバスチン(ベバシズマブ)が追加になりました。

すると、今までにない痛みがでてきました。アバスチンの副作用に「筋肉痛や関節痛」というのがあり、ピッタリだと感じました。すべてに力が入らなくて、布団から立ち上がる時には何かに掴まらないと立ち上がれなくなりました。

立ち上がってしまえば、あとは動けるんですけどね~。

それと同じ時期には、モモの付け根が張っているというか、つまっているような感じで、少し触って血流を流そうとすると、わずかな力なのに「イテテテテテ~」と声が出てしまうほど痛かったです。

これを主治医に確認すると、「アバスチン」の副作用が高いと言われました。

骨髄抑制は関係ないらしい

抗がん剤の副作用に「骨髄抑制」があります。主治医との会話で、「骨髄抑制だからな~」という感じで、説明の中にたびたび登場してくるワードです。

白血球の減少により、身体がだるく感じたりするそうです。私もはじめて「倦怠感(けんたいかん)」というダルダルなやる気のない感覚を経験しました。なので、骨髄抑制が私は経験をしているようですが、今回の「足の付け根の痛み」と骨髄抑制は、あまり関係ないようです。

骨髄抑制は、疲れやすいとか傷の治りが遅いとかであり、痛みではないようだからです。

卵巣がん 足が痛い時は

私は、足の付け根が痛い時は、足をマッサージしています。少しでもマッサージやストレッチを行うと、次の日の歩行が楽になりますね~。

また、リンパ浮腫ではないのでリンパドレナージは行っていません。病院でビデオを見ただけです。リンパドレナージを行う時は、主治医に相談の上となっていますのでお気をつけください。すでに、リンパ浮腫を学んだ方のケア用に、動画リンクを貼っておきます。

卵巣がんの足の痛みにまとめ

以上今回は、卵巣がんの足の痛みについてお話ししました。

・TC療法ではじめて抗がん剤を点滴した時の副作用は、点滴日から5~7日目くらいに「モモが重く足全体が痛くなる」

・アバスチンがプラスになってからは、点滴日から7日目以降に「モモの付け根の方から痛くなる」
(あくまで個人の感想です。)

どちらの痛みも、一時期的な痛みで、3日間~2週間くらいでなくなります。

卵巣がんと言われたら、正しい知識と主治医とのコミュニケーションで乗り切って行きましょう♪