2022年9月に罹患し、2025年1月の薬を最後に、経過観察になって。

気がつけば、すっかり「一般人」のような顔をして毎日を過ごしています。

仕事をしていると卵巣がんのことを考えない日も、もちろんあります。

「そういえば私、がん患者だったんだよね」

なんて、自分でも忘れているくらい。

……いや、正確には「がん経験者」なのかな。

そんなふうに、がんから少し離れたところで生活していました。

久しぶりに「がん患者」として話す機会がありました

先日、久しぶりに、がん患者としてお話しする機会がありました。

普段の生活では、がんの話をすることって、そんなにありません。

だから、久しぶりに自分のことを「がん患者」という立場で話してみて、

「ああ……私、やっぱりがん患者なんだな」

と、なんだか不思議な気持ちになりました。

忘れていたわけではないんです。

でも、日常生活の中では、働いて働いて働いております。

だから、自分の中ではいつの間にか、

「がん患者」という言葉が、少し遠いところにあったのかもしれません。

がんについて発信することは、今でもちょっと怖い

実は、卵巣がんについて発信することは、今でも少し怖いです。

何を書けばいいんだろう。

どこまで書けばいいんだろう。

元気になってしまって、ごめんね。なんで私が生きているんだろうとか。

逆に、つらかったことを書いたら、誰かを不安にさせてしまわないだろうか。

そんなことを考えてしまいます。

だから、以前ほど「卵巣がん」のことを積極的に書かなくなっていました。

でも、今回久しぶりに「がん患者として」話をしてみて、ふと思いました。

元気に過ごしている人がいることを伝えるのも、大切なんじゃないかな。

がんと診断されたばかりの頃って、先のことが分からなくて怖い。

検索しても、病気のことや治療のこと、不安なことがたくさん出てくる。

もちろん、それらの情報は必要です。

でも、その一方で、

「がんになったけれど、こんなふうに普通に暮らしている人もいるよ」

という姿があってもいいんじゃないかなと思うようになりました。

私だって、卵巣がんになったときに、何年か先の自分がどうしているのかなんて分かりませんでした。

でも今は、まだ生きている。なんなら、ずっと仕事も続けられている。

さらに、新しいことを始めようとしています。

今年は、上野へ

そんなエスペランサミーティングで、今度はじめて出店することになりました。

リレー・フォー・ライフ・ジャパン2026東京上野。

エスペランサミーティングとして、こうした場所に出店するのは今回が初めてです。

私にとって、いろいろな思い出が詰まった場所です。

だから、今回上野に行けることが、なんだかとても楽しみです。

どんな人に会えるんだろう。

初めましての方とも、いろんな話ができるかな。

がんになった人。

家族として寄り添っている人。

医療や支援に関わっている人。

そして、たまたま立ち寄ってくださる人。

いろんな人に会えたらいいなと思っています。

ド派手な横断幕が上がる予定ですので、

見つけたら、ぜひ立ち寄ってくださいね。

あなたとおしゃべりできますことを、

今からから楽しみにしています。


エスペランサMeetingについて

エスペランサMeetingは、女性がん体験者が、病気について気軽に話したり、聞いたりできる交流の場です。

毎月の活動や開催報告などは、こちらで発信しています。

エスペランサMeeting|note


※リレー・フォー・ライフ・ジャパン東京上野2026
9月26日(土)・27日(日)
東京都立上野恩賜公園
リレー・フォー・ライフ・ジャパン東京上野 公式サイト