見えないことを見る力

みなさま、こんにちは。

ソロをWELL（元気）にするパーソナルヘルパー「ソロウェる」です。

今日は、いつもの施工例や本の紹介ではなく、こちらのTweetについてです。

これを見て、「迷惑なやつだな」と感じる人もいる。

でも、私は胸を締めつけられる。

制止しようと線路に降りてきた、おそらくはお母さん。息子を抱きしめ、息子も母を抱きしめ返す。

彼らを社会から排除したら、みなさんは満足ですか？ https://t.co/VlVyFSLk8g

— 乙武洋匡 (@h_ototake) June 8, 2023

元の投稿はすでに消えていますが、消える前の投稿には、線路で起きた数秒の動画と一緒に「マジ迷惑」という言葉がありました。これに対する乙武さんのリツイートが多くの方に読まれているようです。

乙武さんはこのTwitterについて、noteに詳しく続けています。

乙武 洋匡note「少年が線路に立ち入り、石を投げていた。」

私が動画を観て感じたことは、「また、最近の若者のいたずらか」などと失礼ながら思ってしまいました。しかし、「抱きしめる」という場面に違和感を感じて、あれれと思っているうちに、障がいのある方の施設で働いていた当時を思い出しました。

その後、岸田奈美さんのnoteを読んでウルル。

岸田奈美note「国道沿いで、だいじょうぶ100回」

この方に障害があるかどうかはわかりませんが、「線路に降りて石を投げた」という事実を通して、いろいろな角度から考えることができました。目に見えることだけではなく、目に見えないことを見る（見ようとする）力が必要だと感じた出来事でした。