― “誰が支援を求めているのか”を見極める
最近よく耳にする「8050問題」。
80代の親と50代の子どもという構図ですが、実際の現場では、もう少し複雑です。
私自身も51歳で、まさにこの世代のど真ん中にいます。
だからこそ、これは他人事ではなく、
“自分ごととして一緒に考えていきたいテーマ”だと感じています。
■ ケアの対象は親。でも、見えていない課題もある

ご相談の多くは「親のこと」で入ってきます。
体調が心配、外に出られない、生活が回らないなど、
一見すると高齢の親への支援が中心です。
しかし実際には、同居している子ども側に課題があるケースも少なくありません。
長年外に出ていない、対人関係が難しい、生活リズムが崩れているなど、背景はさまざまです。
中には、発達特性や精神的な不調など、
いわゆる“見えにくい困りごと”が隠れていることもあります。
■ 依頼者は誰か?という視点
では、誰が私たちに依頼をしてくるのでしょうか。
遠方に住むご家族、地域包括支援センター、ケアマネジャーなど、
さまざまな立場の方からご相談をいただきます。
ただ、ご本人(子ども側)から直接相談が来ることは多くありません。
そのため、「誰の困りごとを支えているのか」を丁寧に見ていく必要があります。
■ “少し関わる人がいる”という意味
これまでにも、
お弁当を届けたり、お話しを聞いたり、排泄のサポートをしたり、
必要に応じて地域包括支援センターへおつなぎしたりと、
その時々に応じた関わりをしてきました。
大きな支援でなくても、
第三者が少し関わることで、関係性や状況が動き出すことがあります。
■ 制度と生活のあいだを支えるということ
家族だけでも、制度だけでも、難しいことがあります。
ソロウェるの活動は、
地域包括ケアシステムの中で、
制度だけでは届きにくい“生活の部分”を支える役割の一つだと感じています。
■ まとめ|まずはご相談ください
家族のことだからこそ、
外に出せずに抱え込んでしまうこともあります。
・親の生活が心配だけれど、どう関わればいいかわからない方
・同居しているご家族との関係に悩んでいる方
・どこに相談してよいか迷っている方
そんな方は、まずはお気軽にご相談ください。
小さな一歩でも、状況が動き出すきっかけになることがあります。









